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UPDATE | 2026年02月10日

日本に留学する留学生のための物件探し実用ガイド

多くの学生は、在留資格認定証明書の受け取りや航空券予約を終えてから初めて「日本でアパートを借りる手続きは、思ったより時間がかかり、初期費用も高いうえに "収入・保証人・日本語でのやり取り" といったハードルがある」という事実に気づきます。 特に、入国間近の留学生にとっては、時間も限られており、日本語も堪能ではないので「できるだけ早く生活に馴染む」ことを目標とした準備が欠かせません。 以下では、押さえるべきポイントを順を追って具体的にまとめました。

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*The original text of this article is written in Chinese.


(1)まずプランを決めましょう: 日本に来る前に契約するか、まずは仮の場所で短期滞在するか?

時間がない時ほど、最初にプランを決めてしまうことが重要です。一般的に、2つの選択肢があります。

1. 日本に来る前に物件探し(海外審査)

• メリット: 到着後すぐに入居できるので、ホテルに一時滞在する費用が節約できます。
• デメリット:選択肢が比較的限られている。物件を実際に見ることができない。
• 一般的に必要となる書類:パスポート、在留資格認定証明書/ビザ申請中証明書、入学許可書、緊急連絡先(通常は日本人または日本永住者)など。


2. まずは短期滞在(1~4 週間)し、その間に物件探し

• メリット:物件を実際に見て、価格や立地を比較検討できるため、「状況を十分に理解しないまま契約してしまう」リスクを軽減できます。
• デメリット:短期滞在は一般的に割高です。ホテル、マンスリーマンション、民泊(Airbnb)などを検討しましょう。


(2)お金はどのくらいかかる?:初期費用の内訳(最初に多くの人が驚くポイント)

日本では一般的に、アパートを借りる際にかかる「初期費用」は家賃だけではなく、通常、以下のような費用が含まれます。

• 敷金(保証金):おおよそ家賃1か月分で、退去時に返還されますが、清掃費や修繕費の原資として差し引かれる場合があります。
• 礼金(謝礼金):家主に支払う「お礼金」で、通常は家賃 1 か月分に相当し、返金されません。
• 仲介手数料:通常は家賃1か月分に相当します。
• 保証会社手数料:保証会社は連帯保証人の代わりとなってくれるサービスです。通常は家賃の0.5~1か月分、その後は毎年更新料がかかる場合があります。
• 火災保険料:一般的に20,000円前後/2年。
• 鍵交換料/清掃料/管理費:これらは物件によって大きく異なるため、個別に確認する必要があります。


例:たとえば家賃6万円の家であれば、初期費用は20~35万円が目安です。


(3) 留学生が陥りやすい3つのポイント

日本の物件の多くは「入居審査」があり、留学生は以下の点でつまづきやすいです。

1. 日本現地での収入がない

解決策: 留学資金の証明、学校発行の書類、預金残高/奨学金の明細書などを提出して信用度を高めます。また「留学生可」を条件としている物件を選ぶのが安心です。


2.保証人/緊急連絡先に関する問題

ほとんどの場合、保証会社で代用できますが、緊急連絡先が必要になる場合があります。(日本国内であることが望ましいですが、難しい場合は、海外のご家族でも可。物件によって取り扱いが異なります。)


3.日本語コミュニケーションと本人確認

管理会社または保証会社が、あなたの身元、留学先、滞在期間、家賃の支払い方法などを確認するために電話をかけてくる場合があります。一貫した情報提供のために、事前に受け答えをシミュレーションしておきましょう。


(4) 「学校への近さ」だけじゃない、生活の質に大きな影響を与る5大要素。

• 通学時間: 日本では片道30 ~ 45 分が一般的ですので、「学校の近く」だけに選択肢を限定しないようにしましょう。
• 駅からの距離: 徒歩10 分以内が便利です。15 分を超えると家賃は安くなることが多いですが、悪天候の場合は大変です。
• 建物の構造と遮音性:木造は家賃が抑えられますが、防音性はあまり高くない場合があります。RC(鉄筋コンクリート)は静かですが、家賃は高めです。
• 家具・家電付き:初めての日本で荷物も少ないの場合、家具・家電付きの物件を選ぶことでかなりの費用を節約できます。ただし、物件数は少なく、家賃も高めの傾向があります。
• 生活インフラ: スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどの近さが生活のしやすさに直結します。


(5)契約書で見落としがちな「注意事項」

契約書にサインする前に、以下の重要な点を必ず確認しましょう。(契約書または重要事項説明書に記載されています。)
• 解約予告期間:通常は退去の 1 か月前ですが、物件によっては 2 か月前に通知が必要となる場合もあります。
• 違約金:1年未満で解約する場合は、1か月分の家賃に相当する違約金を支払う必要がある場合があります。
• 退去時の清掃費: 多くの物件では金額が固定されており、値引き交渉ができない場合があります。
• 更新料:賃貸契約は1~2年ごとに更新され、その都度「更新料」(約1か月分の家賃)が請求される場合があります。
• 禁止事項:共同入居/来客が許可されているかどうか、ペットが許可されているかどうか、また転貸・短期貸しが禁止されているかどうかなど。


(6) アパートを借りるためのチェックリスト(慌てないように準備しましょう)

必要なもの(できるだけ揃えましょう)
• パスポート
• 在留資格証明書/ビザページ(または入国日時の証明)
• 入学通知書/在籍証明書(後日提出できる場合はその旨を伝えておきましょう)。
• 連絡先情報(基本的には日本の携帯電話番号が必要です)
• 資金証明(預金残高明細書/奨学金/親の援助)
• 緊急連絡先(日本国内の方が望ましいです)


まとめ

日本で物件を借りるコツは、「書類、予算、ルート」を事前に準備しておくことです。時間がない場合は、まずは到着後すぐに入居できる住まいを確保し、生活が落ち着いた後に自分に合った長期物件へ移るほうが、結果的にお金も手間も節約できます。スムーズな入国と、留学生活の成功をお祈りしています。

この記事を書いた人

L.H.

中国出身、1988年生まれ。来日は2008年。大阪の日本語学校で1年間学び、四国の国立大学に進学・卒業。大学卒業後は東京で就職。現在は会社員として勤務中。 母語は中国語、日本語もビジネスレベル。趣味は旅行・料理。日本文化に関心が高い。 内向的な一面もあるが人との交流を好み友達作りは得意。新しいことに挑戦することが好き。

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