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UPDATE | 2022年11月01日

紅葉狩りを楽しもう! 関西のおすすめ紅葉スポット

11月に入り、少しずつ秋が深まってきましたね。山や公園の木々が一気に色づいて、黄色、オレンジ、赤、茶色といった美しいグラデーションを楽しめる季節です。お友達や家族とハイキングや旅行に出かける人も多いのではないでしょうか。今回は、関西のおすすめ紅葉スポットをいくつか紹介したいと思います。

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紅葉の時期は?

秋になり朝の気温が6~7℃になる頃に葉の色が変わり始めるため、紅葉のシーズンは寒い地域である北から始まり、少しずつ南の方に移っていきます。

北海道では9月半ば~10月、東北から中部・北陸地方にかけては10月前半~11月前半、関東地方では11月前半~12月前半が紅葉のベストシーズンです。

関西や中国から四国・九州地方にかけては、11月中旬~12月中旬、場所によっては年末ごろまで紅葉が見られるところもあります。

ただし、その年の天候状況や気温などによって時期が少しずれることもあります。


なぜ紅葉狩りと言うの?

「紅葉」には「こうよう」と「もみじ」の2つの読み方があります。

秋になり、木々の葉っぱの色が赤く色づくことを「こうよう」と言い、楓(かえで)という葉の種類のことを「もみじ」と言います。

さて、みなさんは「紅葉狩り(もみじがり)」という言葉を聞いたことがありますか?

秋に山に出かけて色づいた紅葉を眺めて楽しむことを「紅葉狩り」と言うのですが、「狩り」は本来、山の中にいる動物を捕まえることを意味します。

それがどうして紅葉と一緒に使われるようになったかというと、人々が季節ごとに変わる草花を探して山を歩き回る様子を、「狩り」に例えて「紅葉狩り」と言うようになったことが由来だと言われています。

確かに現代でも、私達はカメラを片手にきれいな景色を求めて紅葉スポットを歩き回っているので、「狩り」という表現はぴったりかもしれないですね。

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おすすめ紅葉スポット in 京都


【嵐山(あらしやま)】

渡月橋

どこにあるの? ⇒地図はこちら

最寄り駅 阪急線 嵐山駅/JR嵯峨嵐山駅


国内外を問わず大人気の観光スポット「嵐山」ですが、秋の嵐山は本当に美しいです。渡月橋(とげつきょう)から眺める色とりどりの山の景色は京都ならではの風景です。モンキーパークで猿を見たり、竹林を歩いたりした後はお土産屋さんをブラブラして、景色が眺められるお茶屋さんでゆっくり休憩するのが定番のコースです。混雑を避けて早朝に行くのがおすすめです。


【永観堂(えいかんどう)】

永観堂

どこにあるの? ⇒地図はこちら

最寄り駅 市バス 南禅寺・永観堂バス停/地下鉄東西線 蹴上駅


境内には約3,000本の紅葉が植えられていて、立派な塔や池がある日本庭園の風景と一緒にカラフルに色づいた紅葉を楽しむことができます。

昼間の紅葉もすばらしいのですが、永観堂のおすすめは何と言っても夜間のライトアップです。昼間とは全く違う印象で、池の水面に映る紅葉の景色はとても幻想的です。普段は見られない夜のお寺の特別な雰囲気が味わえます。


おすすめ紅葉スポット in 兵庫


【好古園(こうこえん)】

好古園

どこにあるの? ⇒地図はこちら

最寄り駅 JR/山陽線 姫路駅


世界遺産である姫路城の敷地内にある日本庭園で、9つの違った庭園をぐるっと歩いて回ることができます。広々とした園内には、紅葉だけではなく様々な種類の木が植えられているため、グラデーションカラーや赤と緑のコントラストも楽しめます。

こちらも紅葉の時期は夜間ライトアップを行っており、昼間とは違った雰囲気が味わえます。ぜひ、姫路城とセットで訪れてみてください。


【布引の滝(ぬのびきのたき)】

布引の滝

どこにあるの? ⇒地図はこちら

最寄り駅 JR新神戸駅


新神戸駅からのアクセスがよく、気軽に紅葉ハイキングが楽しめるおすすめスポットです。

昔から、神戸の滝と言えば布引の滝と言われるほど、老若男女を問わず地元の人達に人気です。勢いよく流れる滝の音を聞きながら、色とりどりの紅葉の景色を楽しむことができます。そのまま登り続けると「神戸布引ハーブ園」に着きます。ハーブ園の丘の上からは神戸の街が見渡せるため、毎年、秋にはたくさんの人が訪れます。


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【箕面の滝(みのおのたき)】

箕面の滝

どこにあるの? ⇒地図はこちら

最寄り駅 阪急線 箕面駅


「日本の滝100選」にも選ばれている箕面の滝は、JR大阪/梅田駅から電車で30分で行くことができる気軽なハイキングコースです。入口から滝まで約40分、ゆっくり歩きながら紅葉の景色が楽しめます。落差33メートルもある箕面の滝はとても迫力があり、滝の周りには真っ赤な紅葉の風景が広がっていて、とても幻想的な雰囲気が漂っています。

名物の紅葉のてんぷらもぜひ食べてみてくださいね。


【御堂筋(みどうすじ)の銀杏並木(いちょうなみき)】

御堂筋の銀杏並木

どこにあるの? ⇒地図はこちら

最寄り駅 地下鉄御堂筋線 難波~梅田駅


毎年、大阪に住む人たちが楽しみにしているのが御堂筋の黄葉(こうよう)です。

梅田から難波まで続く御堂筋沿いには約1,000本の銀杏(いちょう)の木が植えられています。11月になると葉っぱが次第に黄色くなっていき、12月中旬ごろまで美しい銀杏並木が楽しめます。銀杏の時期に合わせてライトアップも始まり、夜になると一気にロマンチックな雰囲気になります。


いかがでしたか?

関西以外にも、美しい紅葉が見られるスポットが日本全国にあります。秋に日本を訪れる際は、電車やバスで少し遠出をして紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

阪口裕子

大阪出身のフリーランス日本語教師兼ローカルガイド。2020年に京都の魅力にハマり、2021年に移住。現在はプライベートレッスンをメインに日本語を教える傍らライティングや中日翻訳校正、オンライン体験などを企画運営している。

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