UPDATE | 2022年02月03日
「に」「を」「で」「が」...これは「助詞」といいます。いつ、どんな時に使いますか? 使い方はわかりますか? 今日のコラムでは、会話でよく使う助詞「~~で」と最後の「ね・よ・な」の使い方を勉強しましょう。会話の時に、ぜひ思い出してくださいね。
INDEX
「に」「を」「で」「が」...これは「助詞」といいます。
今日のコラムでは、会話でよく使う助詞「~~で」と最後の「ね・よ・な」の使い方を勉強します。
会話の中でとっても便利に使えるので、ぜひ覚えてくださいね。
「で」はいろいろな使い方があります。お金を払う時、確認したい時、ものを使う時、場所で何かする時など、とても便利です。使い方を1つずつ、見てみましょう。
・すみません、カードでお願いします。
・現金でしか支払えません。
・このケーキ3つでいくらですか?
・大人1人と子ども2人で1,000円です。
・カットとパーマで12,000円ですか?
お金の払い方を言いたい時、2つ・3つのものを買いたい時、「で」が便利です。
・すみません、これでいいですか?
・いま少し忙しいです。あとで大丈夫ですか?
・明日のミーティングは10時でいいですか?
・名前はひらがなで大丈夫ですか?
・荷物はここでいいですか?
はい・いいえを聞きたい時、「で」が便利です。ぜひ使ってみてください。
・はし/フォーク/スプーン/手で食べます。
・はさみ/ナイフ/カッターで切ってください。
・アプリ/YouTube/教科書で勉強しています。
・パソコン/スマホ/辞書で調べました。
・バス/電車/自転車/車/飛行機で来ました。
使うものを言いたい時、「で」が便利です。
・あの会社で働いています。
・公園で子どもが遊んでいます。
・学校で勉強しています。
・図書館で雑誌が読めます。
・コンビニでガス料金が支払えます。
場所を言いたい時、場所を紹介したい時、「で」が便利です。
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「おいしいね」「おいしいよ」「おいしいな」。これはいつ・どうやって使いますか? 私たちはこの3つを会話でよく使います。今日はこの3つを勉強しましょう。
人と一緒にご飯をたべる時、ジュースを飲む時、同じものを食べている/飲んでいる人と「これ、おいしいね」で気持ちをシェアします。飲み物・食べ物を作った人、準備した人、紹介した人に「ありがとう」の気持ちで「これ、おいしいですね」を使います。
下のように、一緒にいる人に「~~ね」で気持ちをシェアできます。
・今日は暑い/寒いですね。
・あ、星がきれいだね。
・犬がいる。かわいいね。
・風が気持ちいいね。
・この部屋、広いですね。
自分の好きな食べ物/飲み物をおすすめします。私はこれがおいしいから好き。でも、友だちはその食べ物/飲み物を知らない。その時に「これ、おいしいよ」と言ってみましょう。下の文を見てください。みなさんのおすすめを「よ」で紹介できます。
・このアニメ、おもしろいよ。
・野球を見るのは、楽しいよ。
・このドラマ、おすすめですよ。
・ラーメンならこの店がいいよ。
・あのスーパー、安いよ。
・この店、日曜日は休みだよ。
・あの人、本当は優しい人ですよ。
・そっちは、あぶないよ。
※学校の先生やアルバイトの店長、年上の人などに「よ」を使うと、少し失礼かもしれません。一緒に働いている人の「よ」の使い方をよく聞いて、まねしましょう。
1人で考えている時、自分の気持ちを声に出したい時、「な」を使います。近くに友達や家族がいる時に、ときどき「な」を使って自分の気持ちを言います。会話を始めたい時、自分の気持ちを「な」で言ってみましょう。きっと友達や家族が返事をしてくれます。
・あの人、かっこいいな。
・この問題、難しいな。
・この本、おもしろいな。
・あー、疲れたなー。
・なんか、頭が痛いな。
・そろそろ、寝ようかな。
今日のコラムでは「で」と「ね・よ・な」の使い方をまとめました。私たちは毎日、たくさんの「で」や「ね・よ・な」を使っています。みなさんも、短い会話でぜひ使ってみてくださいね。きっと、会話が楽しくなりますよ。また次のコラムで会いましょう!
九州の日本語学校や大学で日本語を教えています。ゲームと漫画が大好き。 日本語を勉強している人のために地域の日本語教室を創るコーディネーターやWebライターの仕事もしています。
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