UPDATE | 2020年03月04日
日本では、3月が学年度の終わりです。3月には誰もが次の新生活の準備に忙しくなります。特に引っ越しについては、日本人でさえ、引っ越しはとても面倒なことで、日本語が上達していない留学生にとっては言うまでもありません。筆者も元留学生なので、引っ越ししたとき、手続きの更新など知らないことが多く、結構苦労してしまいました。ここで、筆者の引っ越し経験からすこしアドバイスをみなさんに紹介したいと思います。
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引っ越しといえば、みんなが引っ越し業者のことを思い浮かべるでしょう。日本では、引っ越し業者を使うのにかなりの費用が必要です。これは、授業料と生活費を自分で支払う必要がある留学生にとって特に難しいですね。
もし引っ越しの荷物の中に大きな家具などがなければ、郵便局またはヤマト運輸や佐川急便などの運送会社を通じて荷物を配送できます。郵便局などには、荷物を梱包するための段ボールが売っています。
送る際、郵便局または各運送会社の配達場所に持って行くか、配達員に頼んで、自宅まで荷物を取りに来てもらうこともできます。その場合、荷物の数と取りに来てほしい時間は事前に配達員に教えてください。荷物の到着時間も指定できます。とても便利です!
金額は荷物の個数と距離により違いますが、引っ越し業者に頼むより安いと思います。
大きな家具や荷物がたくさんある場合、やはり引っ越し業者に頼んだ方がいいです。新しい家まで丁寧に運んでくれますので、安心します。
業者に頼む時、まずは従業員があなたの家に来て、運ぶ荷物の数および新しい家まで移動する距離を確認し、トラックの種類と作業の時に必要なスタッフの人数を決めます。そこで、必要な金額が決められます。したがって、価格比較のために2つ以上の引っ越し業者に連絡してみた方がいいかもしれません。
引っ越し業者を決めたら、荷物の片付けを始めますね。きっと、たくさんのごみが出てきますね。
日本では、ごみの種類を分けられ、ポイ捨ては絶対ダメです。したがって、日本のすべての家庭は、住んでいる場所のルールに従ってごみを処理します。
引っ越しによって発生する大きなごみ(家具、寝具など)は、地方自治体のルールに従って捨てなければなりません。「ごみ処理券」を買ったうえ、事前にごみ処理センターの職員に連絡し、予定された日に指定された場所にごみを置いてください。そのまま捨てないでね!
※「ごみ処理券」は、コンビニエンスストアなどで買うことができます。また、どのようなごみを捨てるかによって値段が変わるので、どこで売っているかや値段は、ごみ処理センターに確認をするか、インターネットで住んでいる地域のごみ処理の方法を調べてみましょう。
古い家から新しい住所に引っ越すときは、【転出届】と【転入届】を出すのを忘れないでください。特に、他の市、区に引っ越す時です。
引っ越しの日と新しい家の場所を決めたら、まず古い住所がある市(区)役所に行き、【転出届】を出さなければなりません。これは、古い住所のエリアのスタッフに、このエリアを離れることを知らせることです。そして、新しい住所の市(区)役所には【転入届】を出します。このエリアのスタッフにあなたがこのエリアの居住者になることを知らせることを意味します。
【転出届】と【転入届】の出す期間は市(区)役所により違いますが、基本は引っ越し前後の2週間です。事前に市(区)役所に確認した方がいいです。その時、外国人の在留カードも更新されます。運転免許証を持った外国人は、新しい居住地の警察署に行き、運転免許証の住所を更新する必要があります。また、いつも使っている銀行のクレジットカードや会員カードなども、必要にこたえて、新しい住所を変えてください。
また、郵便局には転送サービスがあります。お近くの郵便局の窓口に転居届を出しておくと、1年間、古い住所への郵便物などを新しい住所に無料で転送します。
引っ越しといえば、国や地域に関係なく、どこにいてもとても面倒なことです。しかし、面倒な引っ越し後、あなたの新しい人生を迎えます。大きな変化があった時、慌てずに、事前に準備しておくのが大事です。わからない場合は、先生や先輩に聞いてください。あと、引っ越しの時、忘れ物しないでね!
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