外国人学生のための試験・生活情報

日本留学試験(EJU)

日本留学試験は、私費外国人留学生に対する日本の大学(学部)等への入学選考試験のひとつとして、日本学生支援機構が実施している試験です。

  • ■実施時期:毎年6月(第1回)と11月(第2回)の2回です。
  • ■科目:次の4つの中から志望校の指定する科目を選んで受験してください。
    科目 目的 時間 得点範囲 選択
    日本語 日本の大学等での勉学に対応できる日本語力(アカデミック・ジャパニーズ)を測定する。 125分 読解、聴解・聴読解
    0~400点
    -
    記述 0~50点
    理科 日本の大学等の理系学部での勉学に必要な理科(物理・化学・生物)の基礎的な学力を測定する。 80分 0~200点 ★1
    総合科目 日本の大学等での勉学に必要な文系の基礎的な学力、特に思考力、論理的能力を測定する。 80分 0~200点 -
    数学 日本の大学等での勉学に必要な数学の基礎的な学力を測定する。 80分 0~200点 ★2

    ★1:物理・化学・生物から2科目選択

    ★2:コース1(文系学部及び数学を必要とする程度が比較的少ない理系学部用)、コース2(数学を高度に必要とする学部用のどちらかを選択

  • ■出題言語:志望校の指定により、日本語か英語で受験できます。(日本語科目は日本語のみです)
  • ■出題から結果通知まで:詳しくは各国の実施機関にお問い合わせください。
    1. 受付期間 第1回:2月~3月 第2回:7月(毎年変更する場合があるので直接実施団体に確認してください)
    「日本留学試験受験案内」を書店にて購入し、受験料を支払い、願書を出します。
    2. 受験票発送 第1回:5月 第2回:10月 受験票が送られてきます。
    3. 試験期日 第1回:6月 第2回:11月 受験します。
    4. 結果通知 第1回:7月 第2回:12月
    ●大学等からの照会に応じて受験者の成績を大学に通知します。
    ●JASSOより受験者本人に通史します。

文部科学省外国人留学生学習奨励費給付制度について

日本留学試験(EJU)で優秀な成績を修めて、日本の大学学部、短期大学または専門学校に正規生として入学する私費外国人留学生に対して、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金「文部科学省外国人留学生学習奨励賞」の予約を受け付けます。
日本留学試験(EJU)受験時に予約の申し込みができます。

  • ■奨学金:月額48,000円(2013年度)
  • ■選考 :応募者の中で日本留学試験の成績優秀者から選考します。

ページの先頭へ

日本語能力試験(JLPT)

日本語能力試験とは、日本語を学習する外国人を対象として日本語能力を測定し、認定することを目的に行われる試験です。

  • ■実施時期:毎年7月(第1回)と12月(第2回)の2回です。
  • ■試験科目<試験時間>・得点範囲
    レベル 試験科目 得点範囲
    N1 言語知識(文字・語彙・文法)・読解<110分> 聴解<60分> 0~180点
    N2 言語知識(文字・語彙・文法)・読解<105分> 聴解<50分> 0~180点
    N3 言語知識(文字・語彙)<30分> 言語知識(文法)・読解<70分> 聴解<40分> 0〜180点
    N4 言語知識(文字・語彙)<30分> 言語知識(文法)・読解<60分> 聴解<35分> 0〜180点
    N5 言語知識(文字・語彙)<25分> 言語知識(文法)・読解<50分> 聴解<30分> 0〜180点
  • ■受験手続きの流れ(日本で受験する場合)
    1. 試験の実施日程を日本国際教育支援協会のウェブサイトhttp://info.jees-jlpt.jp/で確認します。
      第1回:2月上旬~/第2回:7月上旬~
    2. 日本国際教育支援協会のウェブサイトhttp://info.jees-jlpt.jp/からMyJLPTの登録を行ないます。または、受験案内(願書)を取扱い書店などで入手します。
      第1回:3月中旬~/第2回:8月中旬~
    3. 日本国際教育支援協会のウェブサイトhttp://info.jees-jlpt.jp/から申し込み、受験料を支払います。または、受験案内をよく読んで願書に記入し、受験料を支払い、受付センターに郵送します。
      第1回:4月上旬~5月上旬/第2回:9月上旬~10月上旬
    4. 日本国際教育支援協会から受験票が届きます。
      第1回:6月中旬/第2回:11月中旬
    5. 試験を受けます。
      第1回:7月上旬/第2回:12月上旬
    6. 日本国際教育支援協会から試験の結果を受け取ります。
      第1回:9月上旬/第2回:2月上旬

    ※レベルごとに合否が判定され、受験者全員に合否結果通知書が送られます。
    また、合格者には日本語能力認定書が交付されます。
    インターネットで申し込んだ人は、MyJLPTにログインして、試験の結果を確認することができます。

ページの先頭へ

日本語 NAT-TEST

「日本語 NAT-TEST」は、日本語を母語としない日本語学習者の日本語能力を判定する試験です。
5つの級(レベル)ごとに、「文字・語彙」「聴解」「読解」の3つの分野の試験によって日本語能力を総合的に評価します。
出題の基準と構成は、「日本語能力試験」(JLPT)とほぼ同じです。

  • ■試験日と受付締め切り日(2014年、及び日本国内の場合)
      第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回
    試験日 2月16日
    (日)
    4月20日
    (日)
    6月15日
    (日)
    8月3日
    (日)
    10月26日
    (日)
    12月14日
    (日)
    締め切り日 1月17日
    (月)
    3月21日
    (月)
    5月16日
    (月)
    7月4日
    (月)
    9月26日
    (月)
    11月14日
    (月)
  • ■試験の制限時間と配点(1級・2級の場合)
      試験時間 配点(満点)
    言語知識
    (文字・語彙・文法)・読解
    1級:110分 2級:105分 120点
    聴解 1級:60分 ※1 2級:50分 ※1 60点
    合計 1級:170分(2時間50分) 2級:155分(2時間35分) 180点

    ※1 時間が変わる場合があります。

  • ■試験の制限時間と配点(3級・4級・5級の場合)
      試験時間 配点(満点)
    言語知識
    (文字・語彙)
    3級:30分 4級:30分 5級:25分 60点
    言語知識
    (文法・読解)
    3級:70分 4級:60分 5級:50分 60点
    聴解 3級:40分 ※1 4級:35分 ※1 5級:30分 ※1 60点
    合計 3級:140分
    (2時間20分)
    4級:125分
    (2時間5分)
    5級:105分
    (1時間45分)
    180点

    ※1 時間が変わる場合があります。

  • ■申し込みからの流れ
    1. お申込み
      お申し込み締め切り日までに、試験のお申し込みをしてください。
      試験のお申し込みは、受験料のお支払いをもって完了します。
    2. 受験票の受け取り
      お申し込みが終わると、試験当日から1週間前までの間に、お申し込みフォームに書かれた住所・Eメールアドレス宛てに受験票が送付されます。
      また、試験会場の場所や集合時間などが記載された案内書も受験票と一緒に送られます。
    3. 受験します
    4. 結果通知
      試験から約3週間以内に、試験を受けたすべての方に「成績表」が送られます。
      また、試験に合格した方には「合格証」も一緒に送られます。

ページの先頭へ

生活情報(住まい・アルバイト・ビザ)

1. 住まい

■ 寮

日本には外国人学生専用の寮がたくさんあります。国や学校が運営している寮もありますが、民間の企業が運営している寮もあります。
一般的には1フロアにトイレとキッチンがひとつずつあり、部屋のタイプはひとり部屋から4人部屋、またはそれ以上の部屋があり、みんなでトイレとキッチンを一緒に使う場合が多いです。1ヶ月の家賃は寮によって違いますが、約2~6万円前後(電気、水道、ガス代込み)です。

寮を探す方法 学校で寮を提供しない場合は、学校の先生に尋ねて紹介を受けましょう。しかし、もし自分で探さなければならない場合は、まず学校にある「留学生新聞」「留学生」等留学生向けの情報媒体の中の宿舎探しコーナーを確認し、直接電話をかけましょう。
注意点 みんなとの共同生活なので、自分だけがよければ良いという考えで行動をすれば、円滑に過ごせません。ルームメイトとお互い理解し、譲り合いながら、共同スペースを清潔に保つことに心掛けるようにしましょう。
■ 賃貸

日本には外国人学生が借りられる賃貸式部屋もたくさんあります。部屋のタイプはワンルーム、1K~、1DK~、1LDK~等あります。ひとりで住む学生も多くいますが、大体の留学生はルームシェアをして住んでいます。(物件管理人への事前許可が必要)
賃貸の場合は、寮と違っていろいろと手続きが必要です。例えば保証人です。物件によって違いますが、日本人の保証人でなければならないところもあります。また、最近は建物の管理会社が指定した保証会社に保証金を支払わなければならない物件もあります。

部屋の探し方
  1. インターネットでの検索
    インターネットで検索をして、気に入った物件があれば、その物件の管理不動産に直接電話をし、日程を決めて物件を見に行きましょう。
  2. 自分の住みたい場所が決まったら、直接その場所に行き、近くの不動産を探し、良い物件がないかを探します。この方法は、地元の不動産だから知っている、また良い物件情報を手に入れることのできる可能性が高いのでお勧めです。
注意点 賃貸の場合は保証人を立てて入ります。もし賃料の延滞などのトラブルが発生した場合は、連帯保証人が代わりにトラブルを解決しなければいけないので、自分の身の回りのことは自らしっかり責任を持って行動するように気をつけましょう。特にガス、電気、水の取り扱いには格別に注意をしなければいけません。
また、日本はゴミを捨てる時にゴミの分別をきちんとしなければいけません。ゴミの分別の仕方は住んでいる地域によって違いますので、詳しくは物件の管理会社、または管理人に聞いてみましょう。

2. アルバイト

外国人学生がアルバイトを行う場合には、在籍する学校の許可を受けて、近くの地方入国管理局等で「資格外活動許可」を受けなければなりません。(ビザ関連情報を参照)

■ アルバイトの探し方
  1. 学校の紹介を受ける。
    学校の留学生担当の部署で、アルバイトを紹介してもらう。
  2. 知人の紹介を受ける。
    学校の先輩もしくはお友達等に、アルバイトを紹介してもらう。
  3. アルバイト情報誌をみて探す。
    コンビニや書店に行くと、アルバイト情報誌を購入することができます。これらを確認し、働きたいお店を探して直接電話で応募します。電話応募後は、履歴書を準備しましょう。
  4. インターネットで探す。
    上記の情報誌はサイトも持っているので、インターネットで検索することも可能です。インターネットの場合は場所、業種、職種、時給等の絞込みで欲しい情報をより正確に検索することもできます。働きたいお店を見つけたら、直接ネット上または電話で応募しましょう。
■ 履歴書を書く上での注意点
  1. 黒いペンや万年筆で見やすく丁寧に書きましょう。
  2. 履歴書用の写真は必ず証明写真を使いましょう。
    デジタルカメラで撮ったものやプリクラなどは使用できません。また、証明写真を撮る時は衣装や髪毛をきれいに整えてから撮りましょう。
  3. 自己PRや志望動機欄は、必ず記入しましょう。
    自己PRは、自分の得意なものや、ここだけは他の人に負けないところを書く欄です。志望動機は、なぜここで働きたいかの理由を書く欄です。
■ 労働時間の制限
学校 身分 在留資格 時間
大学・大学院・
短期大学・
私立大学留学生別科
正規生 留学 1週28時間以内
(長期休業期間中は1日8時間まで)
研究生・聴講生
専門学校・高等専門学校
日本語学校(準備教育課程)
日本語学校

3. ビザ

1. 在留資格

在留資格とは、外国人が日本でできる活動や、身分または地位の種類で27に分けられます。
在留資格が「留学」の場合、各教育機関の在留期間は次のとおりです。

学校 在留期間
大学 4年3カ月、4年、
3年3カ月、3年、
2年3カ月、2年、
1年3カ月、1年、6カ月または3カ月
短期大学
高等専門学校
専門学校
私立大学留学生別科
交換留学(1年以内) 1年3カ月、1年、6カ月または3カ月
日本語教育機関(専門学校を除く)

2. 在留カード

在留期間が3ヶ月を超える外国人には、「在留カード(RESIDENCE CARD)」が交付されます。在留カードは常に携帯し、入国審査官、警察官などから提示を求められたときには、提示しなければなりません。また、記載事項に変更が生じた場合や所属する教育機関から移籍または離脱した場合は、地方入国管理局等に届出が必要です。

手続きの流れ

  1. 成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港から入国した場合
    入国審査時に、パスポートに上陸許可の認印がされ、在留カードが交付されます。日本での住居地が決まったら、14日以内に、在留カードを持参のうえ、住居地の市区町村の窓口に届出が必要です。
  2. 成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港以外から入国した場合
    入国審査時に、パスポートに上陸許可の認印がされるとともに「在留カード後日交付」の印が押されます。在留カードは、住居地の届出をした後に、届け出た住居地に郵送されます。

3. 資格外活動の許可

在留資格「留学」は、日本の学校で教育を受けるためのものであり、働くことは認められません。アルバイトを行う場合には、在籍する学校の許可を得て、「資格外活動許可」を受けなければなりません。
また、大学・短期大学・大学院・専門学校を卒業した外国人が、在留資格「特定活動」で就職活動をする場合も、資格外活動許可が受けられます。

4. 一時帰国手続き

日本にいる外国人が在留期間内に一時的に帰国したり、他の国へ行く場合は、出国する前に地方入国管理局等で再入国の許可を受けておかなければ、海外の日本公館で再度ビザを取らなければならなくなるので、気をつけましょう。

ただし、有効な旅券(パスポート)及び在留カードを所持する中長期在留者の方は出国時に再び入国する意図を表明して出国から1年以内(1年以内に在留期限が来る者は在留期限まで)に再入国する場合に限り、原則として出国する前に再入国の許可を受ける必要はありません。

出国する際に、必ず在留カードを提示するとともに、再入国出国用EDカードのみなし再入国許可による出国の意思表明欄にチェックしてください。

5. 在留期間の更新

入国の時に決められた在留期間を超えて引き続き滞在する場合には、地方入国管理局等で在留期間更新の許可申請をしなければなりません。(通常、期間満了の3ヶ月前頃から受付)
不法に滞在すると、処罰されたり強制退去になります。

6. 在留資格の変更

今行っている活動をやめて、他の在留資格にあたる活動を行おうとするとき(日本語学校を卒業して、専門学校や大学に進学するとき等)は、地方入国管理局等で在留資格の変更許可を受けなければなりません。

(許可を受けずに収入を伴う事業をしたり、報酬を受ける活動を行うと処罰されたり、強制退去させられます。)

7. 在留資格の取り消し

申請者が行おうとする活動や経歴を偽ったり、偽造書類を提出した場合など、在留資格が取り消されます。
(また、今持っている在留資格の活動を3ヶ月以上行っていない場合にも、正当な理由がある場合を除いて、在留資格は取消しとなります。)

注意

ビザ関連情報については、必ず政府機関発表の最新情報にて確認を行なってください。記載情報との相違による損害等につきましては、一切責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。